エアコンを買い替えるタイミングはいつ? 処分方法などと共に解説

現在、エアコンは夏を快適に過ごすためには必須の家電です。エアコンがなければ生活できないという家庭も多いことでしょう。その一方で、エアコンの買い替え時期に悩んでいる方も多いと思います。エアコンは最低でも数万円はする家電なので、お得に買い替えたいものです。

そこで今回は、エアコンをお得に買い替えるコツや古いエアコンの処分方法を紹介します。

  1. エアコンを買い替えるタイミング
  2. エアコンをお得に購入できる時期は?
  3. エアコンを買い替える際の注意点
  4. 不要になったエアコンの処分方法
  5. エアコンの買い替えに関するよくある質問

この記事を読めば、エアコンを買い替えるタイミングや処分方法に悩むことはありません。エアコンを買い替えたいと思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

1.エアコンを買い替えるタイミング

エアコンは壊れてから買い替えるとその間生活が不便になります。そのため、壊れる前に買い替えが必要です。この項では、エアコンを買い替えるポイントや基準を紹介します。

1-1.購入して10年以上がたった場合

エアコンの寿命は平均13年といわれています。ですから、10年を買い替えの目安にしてもいいでしょう。また、エアコンはメーカーごとに生産終了したエアコンの部品保管期間が決まっています。パナソニックや三菱は10年、パナソニックは9年です。ですから、10年一区切りというのは、理にかなっています。

1-2.エアコンの効きが悪くなった場合

エアコンは使っているうちに内部にはホコリやカビが生え、効きが悪くなります。エアコンには定期的なお手入れが必要ですが、掃除を業者に依頼すると1~2万の費用がかかるのが一般的です。エアコンの掃除は2年に1度くらいが目安ですが、業者に掃除を依頼してもすぐに効きが悪くなる場合は、買い替えを検討しましょう。

2.エアコンをお得に購入できる時期は?

エアコンは毎年10月前後に新機種が発売されることが多いといわれています。そのため、9月になると「在庫一掃セール」などの名目でセールを行うショップもあり、旧型のエアコンをお手頃に手に入れるチャンスです。旧型といっても1年程度前の型ならば最新型とそれほど機能的に変わりありません。このほか、3月に決算期を迎える家電量販店は売り上げをアップするためにセールを行うことがあります。ですから、エアコンは9月か3月に購入するのがおすすめです。逆に、購入を避けた方がよい月は6月~8月始めとなっています。この頃は最もエアコンに需要が多い月です。価格も下がりにくく、設置に時間もかかりがちですのでできれば避けましょう。

3.エアコンを買い替える際の注意点

エアコンを買い替える際は、室外機の重さや大きさもチェックしてください。古いエアコンと同じサイズならば問題ありませんが、室外機が大きくなったり小さくなったりすれば置き場の調整が必要です。特に、壁や2段重ねなど特殊な置き方をしているところはサイズを測っておきましょう。また、エアコンを増やす場合は自宅の電気容量を確認してください。エアコンを2台以上稼働させた場合、消費電力が電気容量を超えればブレーカーが落ちます。電気容量が小さい場合はアンペアを上げるなどブレーカーが落ちない対処が必要です。

4.不要になったエアコンの処分方法

買い替えで不要になったエアコンはどのように処分すればいいのでしょうか? ここでは、処分方法の一例を紹介します。

4-1.家電量販店に引き取りを依頼する

エアコンは家電リサイクル法の対象家電なので、全ての自治体でゴミとして回収をしてもらうことはできません。メーカーが回収し、リサイクルすることが義務づけられています。家庭用エアコンのリサイクル料は990円です。家電量販店でエアコンを買い替える場合、エアコンを取り付ける際にリサイクル料を払って回収してもらいましょう。そうすれば、取り外し料などが無料になることもあります。

4-2.不用品回収業者を利用する

理由があって家電量販店に回収を依頼できない場合、不用品回収業者を利用するのがおすすめです。不用品回収業者に回収を依頼すれば、家まで回収に来てくれます。ただし、リサイクル料・運搬料・取り外し料などがかかるので費用が数千円程度必要です。リサイクル料は郵便局で支払うか、直接業者に支払いましょう。

4-3.無料回収を申し出る業者は要注意

エアコンは条件によって無料回収できる場合はあります。ただし、中には悪質な詐欺の場合もあるので実績を確認してください。口コミサイトなども一緒に確認するといいでしょう。

5.エアコンの買い替えに関するよくある質問

この項では、エアコンの買い替えに関するよくある質問を紹介します。

Q.業務用のエアコンも同じような感じで買い替えできるでしょうか?
A.はい。基本的に買い替えまでの流れは一緒ですが、廃棄費用は高めです。

Q.エアコンの室外機だけならば、ゴミとして自治体に回収してもらえますか?
A.いいえ。本体も室外機も家電リサイクル法対象です。

Q.エアコンのホースや、リモコンはゴミとして捨ててもいいでしょうか?
A.はい。エアコンの付属品はゴミとして捨てられます。

Q.エアコンを自分で取り外せるでしょうか?
A.可能ですが、無理をすると壁などが傷みます。素直に業者へ任せましょう。

Q.窓用エアコンもリサイクル法対象家電ですか?
A.はい。そのとおりです。

まとめ

今回は、エアコンの買い替えについて解説しました。エアコンは秋に買い替えるのがお得です。また、処分に費用もかかります。エアコンの設置には時間がかかるので、買い替える際は余裕を持ってください。壊れてから買い替えると生活に支障が出るので、早め早めに買い替えることが大切です。

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