不用品を売るなら? おすすめ処分方法や買取に出すポイントまとめ
断捨離・片付けブームで、不用品を売ることを検討している方は多いでしょう。
不用品をメルカリなどネット・アプリで売ることができれば、捨てるよりもお得になります。しかし、不用品を売る方法が分からない・めんどくさいと感じる方も少なくありません。
そこで今回は、不用品を売る手順やコツなど、知っておきたいポイントをご説明します。
不用品の処分について役立つ情報をまとめましたので、売る前にぜひチェックしてみてください。
1.不用品は捨てるより売るほうがお得?
まずは、不用品を売る・捨てる際のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
1-1.不用品を売ればお金になる
不用品を売る一番のメリットは、なんといってもお金が手に入ることでしょう。自分にとって不要なものも、だれかにとってはお金を出してでも欲しいものである可能性があります。
1-2.不用品は捨てるにもお金がかかる
不用品の内容や体積にもよりますが、自治体の粗大ゴミ回収などでは、処分料金が数百円~数千円かかることもあります。このような、「処分にお金のかかる不用品」は、たとえ買取価格が安かったとしても、売れれば処分費用が浮く分お得になるでしょう。
1-3.不用品を捨てるのはもったいない?
不用品を捨てることで、本来リサイクルできたものが無駄になってしまったり、処分費用がかかってしまったりすることがあります。また、捨ててしまったという罪悪感を覚えることにもなるでしょう。性格によっては、「まったくものを捨てられない」という人もいるほどです。
1-4.不用品を捨てることでものの大切さが分かる
一方、不用品を捨てるにはメリットもあるのです。一度捨てるという経験をすることで、「なぜ捨てることになってしまったんだろう」とか「今度からは必要なものだけを買うようにしよう」という学習になります。たとえ処分費用がかかったとしても、今後の片付けや、無駄遣いをしないための貴重な経験となるでしょう。
1-5.不用品を売るには手間がかかる?
不用品を売るにはデメリットもあります。メルカリやネットなどで売るまでに手続きや手間がかかったり、購入者とトラブルになったりする可能性もあるのです。不用品を売りたいけれど、面倒な手続きは嫌という方は、専門の買取業者などに依頼すると便利で安心でしょう。
1-6.売る・捨てる、どちらにもメリット・デメリットがある
ご紹介したとおり、不用品を売ったり捨てたりする際には、どちらにもそれぞれメリット・デメリットがあります。処分するものの内容や、処分に時間や手間を取れるかなどによって、どちらがいいかが変わってくるでしょう。
また、売るか捨てるか迷った場合や、売りたいものと捨てたいものが混ざっている場合には、どちらにも対応できる業者の利用もおすすめです。詳しくは後述します。
2.売れる不用品とは?
次に、売れやすい不用品についてご説明します。
2-1.新品・未開封品・未使用品は売れやすい
新品に近い状態のほうが売れやすくなります。家電やブランド品などは、外箱や専用袋・保証書などがあったほうが高値で売れるでしょう。
2-2.使用済みでも美品なら売れる
新品でなくても、買って間もない美品や、数回しか使っていないものは高く売れやすいでしょう。また、製造年度が新しいものも高く売れる傾向があります。
2-3.定価が高いものは高額買取のチャンス
定価が高かったものは、当然中古価格も高くなるため、高額買取のチャンスがあります。美品・新品ならさらに価格に期待できるでしょう。
2-4.市場に出回っていないものも高く売れやすい
いわゆるレアものプレミアものは、高く売れやすいでしょう。コレクターによる付加価値がつくため、ものによっては定価以上で売れる場合もあります。
2-5.売るか捨てるか迷ったら?
お金を優先するか、時間・手間を優先するかを判断してみてください。たとえば、自分で捨てたり売ったりしたら、どのくらいのお金や時間がかかるか、業者だとどうか、などを総合的に検討するとよいでしょう。
3.不用品を売る方法まとめ
次に、不用品を売るための各方法について、メリット・デメリットなどをご説明します。
3-1.リサイクルショップ
まずは、リサイクルショップで不用品を売る方法です。
3-1-1.リサイクルショップに持ち込む・配送する
不用品をリサイクルショップに持ち込む方法です。本・CD・ブランド品・服・家具・家電など、受け付けている品目は店舗によって異なります。店舗へ直接持ち込む方法が主流ですが、営業形態によっては宅配買取を行っているところもあるでしょう。
3-1-2.早く買い取ってもらえる
リサイクルショップでは、持ち込んだその日に査定してもらえることがほとんどです。年末・年度末などの繁忙期は並ぶこともありますが、基本的には即日対応が可能でしょう。
3-1-3.買取価格は安め
リサイクルショップでの買取価格は、比較的安い傾向にあります。購入時の10%程度で売れればよいほうと考えておいたほうがよいでしょう。
3-1-4.持ち込む手間がかかる
リサイクルショップへ直接持ち込む手間がかかります。家が近かったり車で運搬できたりする方はよいですが、そうでない方には少し面倒な方法といえるでしょう。また、買取不可だった場合は再度家まで持ち帰らなければならないこともあります。
3-2.不用品回収業者
次に、不用品回収業者を利用して不用品を売る方法をご説明します。
3-2-1.出張買取・宅配買取を選べる
回収業者では出張買取が主となっています。申し込みをすると、指定した日に家まで買取査定に来てもらえる方法です。業者の営業形態にもよりますが、宅配買取や持込買取(営業所まで持っていく)を選べる場合もあります。
3-2-2.家まで取りに来てもらえるので楽
出張買取をしてもらえれば、重いものや大きいものの処分も楽でしょう。大量に不用品がある場合にも出張買取はおすすめです。
3-2-3.売りたいものと処分したいものを判断しなくてよい
売りたいものと捨てたいものが混在している場合や、売れるかどうか分からないものが多いときにも不用品回収業者が便利です。不用品の回収をまとめて依頼しておいて、もし買取できるものが混ざっていれば、その分回収料金から相殺してもらえます。
何をどこに買い取ってもらうかを自分で判断する労力や、処分先へ持っていく手間が省略できるので、大変便利でしょう。また、回収費用よりも買取価格のほうが高ければ、過剰分をもらえます。
3-2-4.出張費用がかかる場合がある
別途、出張費用がかかることがあるので、なるべくまとめて買取に出したほうがお得になります。出張費用は数千円かかる場合が多いため、1つのものを処分するのに依頼するのはやや非現実的といえるでしょう。
3-3.メルカリなどネットで売る
次に、不用品をメルカリで売る方法などをご説明します。
3-3-1.商品の出品は慣れていないとやや面倒
メルカリなどネットへの出品は、商品撮影や説明文の記載・購入候補者とのやりとり・梱包(こんぽう)・配送手続きなど、やることが意外に多くあります。慣れないうちは面倒に感じる方も多いでしょう。買取額が時間に見合わないこともあります。
3-3-2.自分で価格設定ができる
ネットでの出品の際は、自分で最低価格や売却額を設定できます。売れるまで待つことにはなりますが、自分が納得できる額で売ることができるので、より高く売りたい方には向いているでしょう。
3-3-3.トラブルの危険性も
商品到着後に購入者とトラブルになる可能性もあります。不用品を売る際は、商品の傷や状態などをしっかり記載し、あとから「汚れていた」などクレームが来ないようにしましょう。
4.不用品を売る方法の選び方
次に、具体的にどの方法で不用品を売ったらいいのかをご説明します。
4-1.不用品が大量にある場合・運搬が難しい場合
回収業者による出張買取がおすすめです。大きな家具でも家まで取りに来てもらえるので便利でしょう。また、小物など段ボール箱に入れられるサイズのものは、宅配回収を依頼する手もあります。
4-2.不用品をすぐに売りたい場合
すぐに売りたいときは、持込買取がおすすめです。その場で査定してもらえるので即時性は高いでしょう。しかし、買取不可だった際は、まれに無料回収してもらえる場合もありますが、基本的には持ち帰ることになるので、無駄手間になってしまうリスクもあります。出張買取の場合は、空き状況によって即日・翌日に回収に来てもらえることがあるでしょう。
4-3.不用品を高く売りたい場合
複数の買取業者へ見積もりへ依頼することで、買取査定額を比較して、より高い額で買い取ってくれるところに依頼する方法もあるでしょう。また、時間や手間がかかりますが、ネットへの出品も比較的買取額は高いといえます。
5.不用品を売る方法などについてよくある質問
不用品の処分について、よくある質問にお答えします。
Q.不用品を高く売るコツは?
A.新品の状態に近いほうが高く売れやすいため、きれいに掃除し、外箱・説明書・付属品などはできるだけそろえておきましょう。また、家電・家具類をたくさん売る場合は、複数の業者に買取査定をしてもらって比較するのがおすすめです。
Q.不用品買取・回収業者の選び方は?
A.業者を選ぶ際は以下のポイントをおさえましょう。
- 料金が分かりやすい
- 無料見積もり・査定をしてくれる
- 定額パックがある(まとめて処分したい場合)
- 古物商・産業廃棄物収集運搬許可を取得している
Q.持込買取のほうがお得?
A.出張料金や人件費がかからない分、持込のほうがお得になることが多くなります。運搬の手間とのバランスもあるので、気軽に持ち込める方は持ち込んで、運搬などが大変な方は出張買取を依頼するとよいでしょう。
まとめ
不用品を売る際のコツなど、処分方法についてご説明しました。不用品の処分は面倒ですが、一気に手放すことで部屋がすっきりとして快適な生活を送ることができます。ぜひこの機会に不用品を売って処分してみましょう。