これなら私もできる!整理整頓が習慣として身につく方法とコツ

「整理整頓しなさい」って、叱(しか)られた経験はありませんか? 「実は今でも苦手」と思っている方に、整理整頓のコツをお教えします。といっても、コツに複雑な手順や作業があるわけではありません。いたって単純明快です。でも、難しいのは身につけること。

この記事では、習慣化に向けた整理整頓の方法やコツを紹介します。

  1. 整理整頓の基礎知識
  2. 整理整頓のコツ
  3. 整理整頓して「捨てる」
  4. 整理整頓しても捨てられないものは?
  5. 片付けのお役立ち情報
  6. 整理整頓でよくある質問

整理整頓された環境は、やる気と集中力が高まります。整理整頓をして、仕事でもプライベートでも、充実した日々を送ってください。

1.整理整頓の基礎知識

1-1.整理と整頓の違い

整理整頓という言葉は、私たちが日常的に使っている会話の中によく出てきます。意味は、なんとなく理解しているでしょう。「片付けて、きれいにする」このような意味合いで、整理整頓を理解している人が多いのではないでしょうか。整理と整頓は、それぞれ単独でも使われます。整理とは「乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること」「無駄なもの、不要なものを処分すること」です。

一方の整頓とは、「きちんとかたづけること」「きちんとかたづくこと」「整うこと」を意味します。いずれも、デジタル大辞泉による解説です。2つの言葉を比較すると、整理も整頓も同じような意味をもっています。しかし、違っている点があることにも気づくはずです。整理には、無駄で不要なものを処分するという意味が含まれています。

無駄で不要なものも一緒にして、整えてきちんとすることは、常識ではあり得ないでしょう。ですから、整え、きちんとする前に、無駄で不要なものを処分する工程がある、ということになります。すなわち、順序があるのです。整理が先で、次が整頓になります。整頓整理とはいわず、整理整頓というのは、言葉の意味の違いからきているのでしょう。

1-2.整理整頓の意味

「整理整頓しなさい」「整理しなさい」両親や学校の先生から、このようにいわれた経験はあるでしょう。でも、「整頓しなさい」「整頓整理しなさい」といわれたことは、ほとんどないと思います。もしもいわれたとしたら、「ここには不要なもの、無駄なものはないから、乱れたものを元に戻しなさい」という意味でしょう。

あるいは、「無駄で不要なものもあるけど、必要なものだけ元に戻しなさい」という、ちょっと妙な解釈が成り立ってしまいます。どれが必要でどれが不要かわからなければ、一緒にしまってしまう可能性も。

整理整頓の意味をまとめると、「無駄なものや不要なものを処分した上で、乱れたものを整え、きちんと片付けること」と規定できるでしょう。補足すると、「必要になったとき、いつでもすぐに取り出せるように、あらかじめ決められた場所に置いておく状態」を意味しています。置いておく場所は、使いやすさなどを考えて決められるでしょう。

工場や建設現場を訪ねると、「整理整頓」の文字が目につきます。「誰でも使いやすいように、使ったものは所定の場所に戻しましょう」という意味でしょう。整理だけだと、自分ではきれいで使いやすいと思っても、「他人の目からは散らかっているように映ることもある」という指摘があります。同様に、整頓だけだと、きれいでも「使いやすいように整えられているとは限らない」ということです(いずれも、「『整理』と『整頓』の違いがわかる事典」より)。

この指摘が正しいとすれば、2つの言葉を組み合わせて使う理由と意味がわかります。それぞれ単独で使うと主観が入るのでよくない。だから、誰でもきれいで使いやすくなるように、整理整頓としているのです。自分のためだけだったら、整理でも整頓でも、整理整頓でも構わないといえます。

1-3.整理整頓するメリット

整理整頓がされていない状況は、どんな問題を生じるのでしょうか。この点を考えると、整理整頓する必要性が理解できるはずです。職場での仕事を例にします。整理整頓されていないと、大切な資料などが、行方不明です。使うときになって、あわてて探すことになります。そのときは、10分くらいで探し出せました。でも、こんな状況が続くと、どうなりますか?

年間150時間。この数字は、平均的な会社員が探し物に費やしている時間です。ある民間企業が調査しました。本当に実態を示しているのか、正直、よくわかりません。でも、たとえ1回10分であっても、毎日探したら、膨大な時間です。大いなる時間と労力のと無駄いえます。
無駄にした結果、仕事の効率が悪くなるのは当然です。仕事にも集中できません。思考が混乱するとの指摘もあるほどです。ご自身にとって、プラス要素はありません。

問題は、自分のことだけでは済まないことです。周囲の社員に影響します。すると、会社全体の志気が落ちて、生産性は低下してしまうでしょう。ご自分にとってだけでなく、周囲の社員にも、企業にとっても、大きなマイナスになります。だからこそ、整理整頓の必要性があるのです。ご家庭やプライベートの面でも同じようなことがいえます。

整理整頓しないと、運気が下がるという話も聞きました。整理整頓と運気がどう関係しているのか、この点もよくわかりません。受け止め方は、人それぞれです。整理整頓すれば、運気が上がると信じているなら、信じ続けていいと思います。運気が上がったと感じたら、整理整頓の結果だと受け止めればいいでしょう。

整理整頓するメリットは、あえて解説の必要はありません。ひと言ずつふれると、以下のような点です。

  • 片付いて、きれいになる
  • 必要なときにすぐに取り出して使える
  • 時間と労力の無駄を省ける
  • 収納力が上がる
  • 仕事の効率が上がる
  • やる気と集中力が増す
  • 生産性が向上する
  • きれいに保たれ健康にもいい
  • 環境が整備され、気分転換にもなる。
  • ものだけでなく、心の整理整頓にもつながる

トヨタ自動車の取り組みに、「5S」があります。整理、整頓、清潔、清掃、躾(しつけ)の5つのSです。トヨタの業績を支えているのは、この5Sといわれるほど、重視されています。整理整頓は、単なるスローガンではありません。企業の根幹になるほど、重要なものです。家庭にもいえます。

1-4.整理整頓できない人

整理整頓できない人を、性格や癖、さらに心理の面からとらえると、ある共通項が浮かび上がります。ご自分で分析して、整理整頓できる人になってください。

  • ものを捨てられない
  • ものの置き場所が決まっていない
  • 使ってもすぐ元に戻さない
  • 戻す場所が決まっていない
  • 「もったいない」としまい込む
  • 整理整頓だけでなく、ものごとを先送りにする
  • 面倒(めんどう)くさがる
  • ものを減らさず、入れるものを増やそうとする
  • そのうちに、まとめてやればいいと思う
  • まだ使える、いつか使うかもと思う

いかがですか、あなたは該当するところがありましたか? 整理整頓するためには、上記と逆の所作(しょさ=振る舞い)をすればいいことになります。

たとえば、「置き場所を決める」「使ったらすぐに戻す」「もったいないより、必要か不要かで判断する」といったやり方です。

1-5.整理整頓の基本の仕方

整理整頓の目的は、「いつでも、すぐに取り出して、使えるような状態にしておくこと」にあります。そのためのポイントは、この状態がどんな状態かを、最初に明確にしておくことです。机の引き出しに、文具も手紙・郵便も手帳も一緒に入っている状態は、使いやすい状態とはいえません。

基本の仕方は、以下のような手順です。

  1. しまってあるものを取り出す:不要なものが含まれている可能性があります。すべて出して確認が必要です。
  2. 出したものを仕分ける:必要か不要かを判断して分類します。
  3. 必要なものをしまう:しまう場所を決めておく必要があります。
  4. 不要なものは捨てる:必要なものをしまう前に、不要なものを捨てても構いません。

2.整理整頓のコツ

整理整頓は、突き詰めれば「不要なものを捨てて、必要なものを、決められた場所にしまう」ことです。うまくやるためには、コツがあります。

2-1.ルールをつくる

整理整頓には、決められたルールはありません。でも、うまくやるためには、ルールが必要です。コツは、いかに自分なりのルールをつくるかという点にあります。以下を参考に、ご自分のルールをつくってください。

  • 不要と判断したら、その場で捨てる
  • 必要か不要か判断していないものを、一定時間以上は置かない
  • 郵便物などは、その場で開封する
  • 資料などを横積みにしない
  • 資料はグループごとに分類する
  • 使い終わったものは、すぐに元の場所に戻す
  • 1日に1回は、整理整頓の時間をつくる
  • 仕事の最後や就寝前に、整理整頓された状態か確認する
  • 使いやすい状態か、定期的に見直す
  • 必要から不要に変わったものがないか、収納したものを定期的にチェックする

ご自分なりに応用して、ルールをつくってください。できたルールは厳守です。最初は、できることから始めても構いません。欲張ると、挫折が心配です。ただ、あなたが考える理想のルールは示しておく必要はあります。できることから始め、習慣として身についたら、次の段階にステップアップし、理想形に近づけていけばいいのです。

2-2.チェックリストをつくる

整理整頓をうまくやるには、チェックリストをつくるのもいい方法です。まず、チェック項目をつくります。項目ごとに、チェック内容、チェックした結果を評価(○×評価など)できるようにしてください。チェックリストの完成です。改善提案などを書き込める欄があると、さらに充実したチェックリストになります。チェックした日付も忘れないように!

チェック項目は、わかりやすいように、シンプルにするといいでしょう。項目が多いと、煩(わずら)わしくなり、長続きしない可能性があります。10項目くらいでいいでしょう。チェックする日も、無理のない範囲で設定してください。

「整理整頓 チェックリスト」で検索すると、いろいろと出てきます。たとえば、整理整頓ドットネットのサイト。「オフィス仕事のムダを無くす!整理整頓のチェックリスト!」と題して、以下のような項目があげられています。

「整理」のチェック項目例

  • ロッカー、机の中、引き出しの中の不要なものを捨てているかチェックする
  • 私物は持ち帰っているかチェックする
  • ゴミは捨てているか(ゴミ箱を含む)チェックする
  • ファイルの中の書類に不要なものがないかチェックする
  • 不要なスケジュールが入っていないかチェックする

「整頓」のチェック項目例

  • 机の上には、今使うものだけ置いているかチェックする
  • 書類は、出し入れしやすいように管理しているかチェックする
  • 手持ちのタスクはすべて明確かをチェックする
  • タスクの優先順位は適当かチェックする
  • ペーパーレス化を行っているかチェックする
  • 保管場所は明確になっているかチェックする
  • デスクトップ上のファイルは整頓しているかチェックする

ご家庭の整理整頓のチェック項目をつくる場合にも、参考になるでしょう。

2-3.収納について

収納は、整理整頓をするために必要な工程の1つです。不要なものを捨てたあと、必要なものをしまう作業になります。整理整頓は、「いつでも、すぐに取り出して、使えるような状態にしておくこと」が目的だと紹介しました。ということは、収納では、わかりやすくしまっておく必要があります。

わかりやすく収納するには、取り出しやしまう作業を、迅速にできることが不可欠です。そのためには、いくつかの環境や条件を整えておかなければなりません。
たとえば、

  • 一定の条件に沿って、分類されていること
  • ものの大きさや形に応じて、収納できる柔軟性があること
  • ものの所在がわからなくなった場合に備えて、見つけやすい仕組みになっていること

などです。

2-4.整理整頓のおすすめグッズ

整理整頓の中の収納を想定して、おすすめグッズを紹介します。

2-5.整理整頓のワンポイントアドバイス(したい場所編)

  • 部屋:床にものを置かない。散らかる一番の原因です。
  • キッチン:使用目的や使用頻度に合わせてグループ収納。効率よく使えます。
  • 机:作業中を除き、所定のもの以外は、何も置かない(決められた場所に戻す)。
  • オフィス:整理整頓のルールをつくる。決めたら社員一丸となってやる。
  • 倉庫:在庫管理と連動した整理整頓をする。

2-6.整理整頓のワンポイントアドバイス(したいもの編)

  • 服:かさばりボリュームがある冬物を第一に考える。
  • 本:ジャンル・著者・本のサイズごとに収納する。
  • 書類・可能な限りデータ化し、グループに分けて管理する。
  • 写真:可能な限りデータ化し、撮影時期(年代・年・月、日)、ジャンル別(趣味、仕事など)に管理する。
  • ケーブル類:結束バンドやケーブルボックスを使って隠す。

2-7.整理整頓状態を保つには

整理整頓された状態を維持していくためには、

  • 使ったものは、すぐに元に戻す
  • ものは増やさない
  • 増えたら減らす

を徹底してください。

3.整理整頓して「捨てる」

3-1.仕分けの方法

整理整頓して捨てるときには、仕分けが重要なポイントです。仕分けの方法は、次の手順になります。

  • 不要だと判断したもの:迷わず捨ててください。
  • 必要か不要か迷うもの:保留にして、別の保管場所に移します。
  • 必要なもの:所定の位置に収納してください。

仕分けは、一定の期限を決めて、定期的に行う必要性があります。必要だと判断して収納していても、ある期間が過ぎたら、不要になるものが出てくるからです。ですから、必要なものも、定期的に仕分けする必要があります。

食品なら賞味期限、電化製品だったら耐用年数、消耗品は使えなくなったときが不要だと判断する基準になるでしょう。さらに、利用頻度を見て判断するということもあり得ます。

3-2.自分に合ったルールをつくる

仕分けで一番難しいのは、必要か不要か迷ったものをどうするかという点です。別の保管場所に移すのはいいのですが、いつまでも保留にしておくわけにはいきません。いつかは、決断が必要です。でないと、保留しているものが、どんどん増えていってしまいます。

決断のためには、自分に合ったルールをつくることが不可欠です。以下を参考にしてください。

  • 洋服は、1シーズン着なかったら不要と判断し処分する。
  • まだ使える、いつか使うかもと思ったものは、半年や1年と期限を決めて、使わなかったら処分する。
  • 大切な品は、自分の今後に役立つものだけを残す。

また、迷ったものは、ドライに捨てるというのも、1つの選択肢です。

3-3.捨て方(分別)

不要と判断したものは、捨てる(処分する)ことになります。捨て方には、ルールがあるのはご存じでしょう。捨てる場合、自治体では、可燃ゴミ、不燃ゴミ、粗大ゴミというように分別した上で、回収してくれます。

ところが、家電製品などは、いろんなルールがあって、どのように捨てていいのか、わからない方が多いでしょう。煩(わずら)わしい手続きなどもあります。捨てるものによって捨て方が違うので、注意が必要です。

4.整理整頓しても捨てられないものは?

整理整頓しても、捨てられないケースが考えられます。「愛着がある」「値段が高かった」「お金をかけてまで捨てたくない」といったケースです。そんな場合の処分する方法を3つ紹介します。

4-1.リサイクルショップにもっていく

リサイクルショップに引き取ってもらえば、愛着あるものを捨てる「後ろめたさ」も、少しは消えるでしょう。お金になる利点もあります。いろんなものが売却可能です。ただし、買い取り価格は、それほど期待できないでしょう。値段がつかないものは、引き取ってくれないことが多いといわれます。ほかの処分先を探さなければならず、二度手間です。

4-2.ネットオークションを利用する

ネットオークションを利用するのも選択肢の1つです。自分の考えや条件などで、売ることができます。人気商品であれば、高額で売却できるのも魅力です。一方で、落札者がなくて、取り引きが成立しないリスクも。そうなると、ほかの処分法を考えなければなりません。見えない相手と取り引きするため、信頼性とトラブルが心配です。

4-3.回収業者を利用する

回収業者は、廃棄物を扱うというイメージがありました。でも、今では再利用という観点から、リユース・リサイクルが進んでいます。回収だけでなく、買い取りをしてくれる業者も増えてきました。捨てるものが多い場合には、回収業者に依頼するのがいいでしょう。捨てるものの整理・片付けのお手伝いと、付帯するサービスの対価だけもらい、処分費用は無料という業者もいます。

5.片付けのお役立ち情報

5-1.おすすめの書籍

  • 「たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」:「片づけ士」として活躍する小松 易(やすし)さんの本。片付けの基本とコツだけでなく、哲学と習慣化する方法を教えてくれる点で、必読の書。KADOKAWA/中経出版、 1,404円。
  • 「お金が貯まる! スッキリが続く! 片づけ&捨て方(日経ホームマガジン) (日経WOMAN別冊)  」:貯(た)め上手な片付け術を公開。服・バッグなど、アイテム別の捨て方ガイド は必見です。日経BP社、880円。
  • 「人生がときめく片づけの魔法2」:130万部を超えるベストセラーとなった本の続編。「片付ける気はある」けど、「まだ終えていない」人に、「完璧に終わらせる」方法を、近藤麻理恵さんが伝授します。サンマーク出版、1,512円。

5-2.人気の整理整頓ブログ

5-3.整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザーとは、特定非営利活動法人・一般社団法人ハウスキーピング協会が認定している資格です。なぜ片付かないのか、原因と問題点はどこにあるのかを追求し、整理整頓のプロとして問題解決に導いてくれます。資格者は、2016年6月現在、延べ80,364人(1級5,573人、2級74,791人)。1級の資格者は、整理収納アドバイザーの肩書きを使って、プロとして活動することができます。

6.整理整頓でよくある質問

Q.整理整頓がうまくできないのですが・・・。
A.整理整頓のやり方がわからないならば、方法を学ぶ必要があります。やる気が起きないならば、やる気が起きる動機づけが必要です。記事を参考にしてください。

Q.整理整頓を始めても、長続きしません。
A.長続きしないのは、義務感でやっていて、習慣になっていないからです。整理整頓がなぜ必要か、整理整頓しないとどうなるか、整理整頓をするとどんな未来があるか。習慣にするためには、しっかりと確認しておく必要があります。整理整頓のプロの話は、とてもいい刺激になるはずです。講演会などに出かけてみませんか?

Q.整理整頓していても、ながら作業になってしまいます。いい解決法はありませんか?
A.1時間なら1時間というように、時間を決めて整理整頓してください。時間内は、ほかのことは絶対にやってはダメです。時間限定でやると、集中力が高まります。

Q.ものが多すぎて、どこから手をつけていいかわかりません。どんな方法や手順でやればいいですか?
A.ゴミ屋敷とか汚部屋というレベルだと、方法や手順をいっている場合ではありません。目の前にある不要なものから、どんどん捨ててください。とにかく、「捨てる」「捨てる」「捨てる」です。方法や手順は、そのあとになります。

Q.整理収納アドバイザーの資格を取得するには、どうすればいいの?
A.ハウスキーピング協会の認定試験に合格する必要があります。独学よりも、生涯学習のユーキャンなどで講習を受けた方が早道でしょう。

まとめ

整理整頓が習慣として身につく方法とコツを紹介しました。すぐに行動に移して、お部屋も心もきれいになってください。

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