途中で挫折した人必見! 断捨離の方法やうまくいくコツを解説!
すっかり掃除用語として定着した「断捨離」ですが、「いざやろうとしたが、うまくいかない」という人も多いと思います。断捨離は、単に持ちものを捨てて少なくすることではありません。自分にとって必要なものだけをピックアップし、不必要なものを捨てていく作業です。
今回は、「断捨離をしたくてもいつも途中で挫折してしまう」という人向けに、断捨離の方法を紹介しましょう。
この記事を読めば、断捨離をうまく行うコツがよく分かります。断捨離をしてみたい人や、今度こそ断捨離を成功させたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。
1.断捨離の基礎知識
はじめに、断捨離の定義や断捨離を行うメリットを紹介します。
1-1.断捨離はものへの執着を捨てること
断捨離とは、クラターコンサルタントのやましたひでこ氏が提唱したものです。
- 断:入ってくる不要なものを断つ
- 捨:家にずっとある不要なものを捨てる
- 離:ものへの執着から離れる
の3つの言葉を組み合わせたもので、ものと自分との関係性を見つめ直し、要・不要の判断をつけて不要なものを片付けていく整理整頓と掃除の方法になります。もっと詳しく知りたい人は、やましたひでこさんの公式サイトをご覧ください。
1-2.断捨離をすることで自分にとって本当に必要なものが分かる
現代は、多くの人がたくさんのものに囲まれて過ごしています。片付けをしようと思っても、「まだ使える」「もったいない」という気持ちが邪魔して進まないこともあるでしょう。断捨離は、「本当にこのものは自分にとって必要か」を考え、ものを選別していきます。その結果、自分にとって本当に必要なものを取捨選択する力も身につくのです。断捨離が正しく行うことにより、不用品を買うこともなくなり、自分にとって必要なものだけに囲まれて過ごすことができるでしょう。
1-3.何でもものを捨てればいいというわけではない。
断捨離と同じころにブームになったものに、「ミニマリスト」というものがあります。これは、できるだけ持ちものを少なくし、身軽に生きる人たちのことです。断捨離と混同されがちですが、ミニマリストと断捨離は異なります。たとえ、部屋の中にものがたくさんあっても、それが本当に自分にとって必要なものだけならば、断捨離をする必要はありません。断捨離はものを少なくすればよいものではないのです。
2.断捨離の始め方
はじめに、断捨離の基準であるものの捨て方を紹介します。
2-1.自分にとって必要ないものは捨てる
まだ使えるものでも、自分にとって必要のないものは捨てましょう。たとえば、趣味が合わなくなった服や、長い間使っていないものなどは捨ててください。まだ使えるものでも不要ならば捨てても大丈夫です。「いつか使うかも」と躊躇(ちゅうちょ)してはいけません。また、買い直せるものは買い直せばいいと思って捨てましょう。
2-2.どうしても迷うものは一時保管しておく
どうしても捨てる踏ん切りがつかないものは、一時的にまとめておきます。しばらく時間を置いてから、もう一度選別しましょう。時間がたつと「やはりいらない」と思うものも出てくるでしょう。
2-3.思い出の品は形を変えて取っておけるか考える
写真やビデオなど、思い出の品は買い直すことができません。しかし、たくさんのアルバムやビデオなどは収納場所を圧迫します。そこで、DVDに写真を焼くなど、コンパクトにできないか検討してみましょう。そうすれば、ものを減らすことができます。
2-4.自分の中のマイルールを定めておく
捨てる踏ん切りがつかないものが多すぎるという人は、1年使わなかったものは捨てるなど、マイルールを作っておきましょう。1年間使わなかったものは、これからも使うことはありません。思い出の品は写真に撮っておくなどすると、現物を捨ててしまっても、思い出を残すことはできます。
3.断捨離を失敗しない方法
この項では、断捨離の事前準備から手順まで、失敗しない方法を紹介していきます。
3-1.断捨離は時間をかけて行う
断捨離は、一朝一夕に行えるものではありません。時間をかけてゆっくり行いましょう。たとえば、家の中を収納場所別に分けて、今日は押入れ、次はクローゼットと順々に断捨離していけばいいのです。いきなり家じゅうをすべてひっくり返してはいけません。片付けが苦手な人は、まず1番小さな引き出しの中にある不用品を捨ててみましょう。
3-2.断捨離は自分のものだけ行う
断捨離は、自分のものだけ行いましょう。家族のものには手をつけてはいけません。勝手に家族のものを捨ててしまうと、トラブルの元になります。
3-3.何回も選別をくり返す
一回で、必要なもの、不要なものがすべて分別できる人はいません。最初は一時保管庫ばかりいっぱいになってしまうことも普通にあります。しかし、慣れてくれば自分にとって必要なものが分かってくるはずです。一度の分別で終わりにするのではなく、何度も分別をくり返しましょう。
3-4.最後にものの置き場所を決める
一通り不用品を捨て終わったら、ものの置き場所を決めましょう。ずいぶん収納場所にあきができることもあると思います。この状態をキープできるように頑張りましょう。
4.断捨離で出た不用品の捨て方
この項では、断捨離をした際に出た不用品の捨て方を紹介します。
4-1.自治体にゴミとして回収してもらう
自治体のゴミ出しルールをよく確認し、分別して捨てましょう。粗大ゴミは有料な自治体もあります。また、自治体によっては有料で直接ゴミ処分場に持ち込めるところもあるので、運搬手段があるならば利用してみましょう。不用品が一度に片付きます。
4-2.不用品回収業者を利用する
不用品回収業者は、有料で家まで不用品を回収しに来てくれる業者です。大型家具から家電まで、家庭からでる不用品はほとんど回収してくれるので、「お金がかかってもいいので一度に不用品を処分したい」という人には便利でしょう。ダストnet東京では、お客様のニーズに合わせ、迅速に不用品の回収・買取を行えます。まずは「無料見積り申込み」をご利用ください。
4-3.リサイクルショップに売却したり寄付したりする
まだ十分使える家具や家電が不要になった場合は、リサイクルショップに査定してもらいましょう。ショップのサイトでは、高価買取の品を紹介しているので、該当するものがあるか確認してみてもいいですね。ブランド品は古くても売れるというイメージがありますが、ブランド品にも流行があります。古いものや保管状態が悪いものは値段がつかないこともあるでしょう。また、寄付をする場合は、必ず事前に寄付を受けつけているか確認して行いましょう。いきなり品物を送りつけてはいけません。
5.断捨離の方法に関するよくある質問
この項では、断捨離の方法に関する質問を紹介しましょう。
Q.断捨離をしたいのですが、家族が反対しています。
A.家族が反対しても、自分の持ちものだけ行いましょう。かなりスッキリします。
Q.断捨離を行う場合、1日のどのくらいやればいいですか?
A.気力が続けばいくらでも大丈夫ですが、1日収納場所1つ(1区分)とすれば、区切りもつけやすいでしょう。
Q.断捨離は高齢になっても行えますか?
A.行えますが、できるだけ気力体力充実したときのほうがやりやすいでしょう。
Q.断捨離を行った後、ものを増やしたくなりました。
A.悩んでいるのが値段だけならば、買いましょう。もっといいものがあると思うならば保留すればいいのです。購買欲を満たすために買うのはやめてください。
まとめ
今回は、断捨離の方法を紹介しました。断捨離は、短時間で行うものではありません。自分のものに対する意識を変え、ものとの付き合い方を変えるために行うものです。時間をかけて行いましょう。