植木鉢

【疑問】植木鉢の処分方法を知りたい! 捨て方の疑問をスッキリ!【解決】

園芸が趣味の人にとって、植木鉢をどんな方法で処分すればいいのかは大きな悩みのひとつです。割れや欠けが発生したもの・デザインや大きさが合わなくなったもの・買い替えに伴い不要になったものなど、さまざまな理由で処分が必要になることでしょう。

自治体に収集を依頼するにしても、植木鉢が何ゴミに分別されるのかなど、よく分からないことも多くあります。しかし、できるだけ早く処分してスッキリしたいものですよね。

そこで今回は、植木鉢の処分について詳しく解説します。

  1. 植木鉢の処分でよくある悩み
  2. 植木鉢の処分を自治体に依頼する方法
  3. 植木鉢の下取りやリセールはできる?
  4. 植木鉢の処分を回収業者に頼む場合
  5. 植木鉢の捨て方や処分に関するよくある質問
  6. 植木鉢の処分方法まとめ

植木鉢の処分方法は?
この記事を読むことで、植木鉢の処分について詳しく分かり、適切な方法で捨てることができます。まずは、記事をじっくり読んで参考にしてください。

1.植木鉢の処分でよくある悩み

植木鉢の処分でよくある悩み

最初に、植木鉢の処分でよくある悩みについて解説します。

1-1.植木鉢の処分に関する悩み

植木鉢の処分で、よくある悩みには以下のようなものがあります。

  • 大量にある
  • ゴミの分別が分からない
  • 中身の土などを出すのが面倒
  • 集荷場所まで運ぶのが面倒

1-2.植木鉢の資源性は?

植木鉢は、プラスチック・陶器・木板など素材がさまざまです。自治体にゴミとして出す場合、可燃ゴミ・不燃ゴミに該当する素材であれば、リサイクルされずに廃棄処分となるでしょう。

一方、プラスチックゴミとして出すことができる場合は資源リサイクルできます。ただし、プラスチック製の植木鉢であっても、必ずしもプラスチックゴミとして出せるわけではなく、自治体によってルールが異なるので注意してください。

1-3.植木鉢を捨てずに活用する方法はある?

たとえば、教育機関や福祉施設などに寄付する・知人や友人などに譲ることもできます。必ずしも譲り譲渡先が見つかるとは限りませんが、探してみる価値はあるでしょう。インターネットなどで、植木鉢を欲しがっているところがないか探してみてください。よさそうなところに連絡し、必要かどうか確認してから送付しましょう。

大量の植木鉢は処分しにくいでしょうね。
はい。特に素焼きの鉢は重いので、たくさんあると処分が大変です。

2.植木鉢の処分を自治体に依頼する方法

植木鉢の処分を自治体に依頼する方法

植木鉢の処分を自治体に依頼する場合について詳しく解説します。

2-1.自治体のゴミの分類について

家庭で使用していた植木鉢は、自治体にゴミとして回収してもらえます。素材によって、主に以下のように分別されるでしょう。詳しくは、自治体のホームページなどで確認してください。

  • 土製(素焼きのものなど):可燃ゴミ
  • 木製:可燃ゴミ
  • 陶器製:不燃ゴミ
  • ​プラスチック製:可燃ゴミ・不燃ゴミ・プラスチックゴミ

なお、特に大きなものは粗大ゴミになることもあります。たとえば、ある自治体では1辺が30cm以上は粗大ゴミです。粗大ゴミについても自治体によって規定が異なるので、調べてから出しましょう。

2-2.自治体に植木鉢の処分を依頼する方法

まずは、自治体ごとのゴミの分類を確認しましょう。出すときは、自治体指定の日時・集荷場所に、ルールを守って出してください。割れや欠けがあるものを出すときは、集荷する人がケガをしないように該当部分を新聞紙やダンボール紙で保護し、「割れ・欠けあり危険」と記入しておくと親切です。なお、自治体に依頼する場合、無料で回収してもらえます。

2-3.自治体に植木鉢の処分を依頼するメリット・デメリット

自治体に植木鉢の処分を依頼する場合、以下のようなメリットやデメリットがあります。

メリット

  • 処分費用が無料(粗大ゴミは1個につき数百円程度必要)
  • 破損していても依頼できる
  • 自治体に依頼するので信頼度が高い

デメリット

  • 集荷場所まで運ぶ必要がある
  • 集荷日時・場所が決まっている
  • 資源のリサイクルができない
自治体にゴミとして処分してもらえば、お金はかかりませんね。
はい。ただし、集積場へ運ぶ手間がかかります。

3.植木鉢の下取りやリセールはできる?

植木鉢の下取りやリセールはできる?

植木鉢の下取りやリセールについて詳しく解説します。

3-1.植木鉢の下取りや中古需要について

植木鉢の下取りや中古需要は、残念ながらほぼありません。園芸店など、植木鉢の販売店を調べても下取りを行っているところを見つけるのは困難です。そのため、買い替えに伴うものであっても下取りなどは期待できないでしょう。不要になった植木鉢は、処分するか人に譲るなどの方法を考えてみてください。

3-2.植木鉢のリセール方法

植木鉢も、まだキレイな状態で十分に再利用できると判断したものは、リセールすることも考えてみましょう。たとえば、ネットオークションやジモティー(ゆずり先を見つけるサービス)を利用するのです。いずれの方法でも、まずは利用登録をする必要があります。ネットオークションやジモティーは、リセール先・ゆずり先が見つかるまで待ちましょう。見つかった後は、相手と発送などの手続きを確認してください。

ネットオークションなどを利用すればリセールできるんですね。
はい。ただし、高値は期待できません。

4.植木鉢の処分を回収業者に頼む場合

植木鉢の処分を回収業者に頼む場合

植木鉢の処分は、回収業者に依頼すると便利です。回収方法・料金・メリットやデメリットなど詳しく解説します。

4-1.どんなときに業者に依頼するべきか?

以下のような場合は、業者に依頼するといいでしょう。

  • 大量の植木鉢がある
  • 処分している時間がない
  • 高齢などの理由で集荷場所まで運ぶのが難しい
  • ​植木鉢のほかにも処分したいものがある

4-2.業者による植木鉢の回収方法

植木鉢の回収は、出張回収で行う業者が多いでしょう。出張回収とは、業者が依頼者の指定日時・場所に軽トラックなどでやってきて回収する方法のことです。植木鉢が大量にあっても、問題なく回収してもらえます。また、土などを落とさなくてもいいので楽です。業者に植木鉢の回収を依頼するには、大体の物量と内容を知らせて回収費用の見積もりをもらってください。

4-3.業者による植木鉢の回収料金

業者に植木鉢の処分を依頼した場合、1回につき数千円程度が相場となります。少量の植木鉢であっても、軽トラックなどの車両や人員を手配する必要があるからです。なお、植木鉢のほかにも回収してもらいたい不用品があれば同時に依頼しましょう。さらに、家電や家具などで買い取りできるものがあれば、売却代金を処分費用と相殺できるのでお得です。

4-4.植木鉢の処分を業者に依頼するメリット・デメリット

植木鉢の処分を業者に依頼する場合、以下のようなメリットやデメリットがあります。それぞれよく理解してから利用しましょう。

メリット

  • 場所・日時指定ができる
  • 自分で運ぶ手間がかからない
  • 植木鉢以外の不用品も処分してもらえる

デメリット

  • 回収費用がかかる(1回につき数千円~)

4-5.悪徳業者には注意しよう

不用品の回収業者の中には、悪徳業者も含まれています。たとえば、営業車などで住宅街を巡回しているところには、注意してください。「植木鉢を無料回収する」と言いながら、勝手に自宅に上がり込んで金銭価値の高いものを無理やり回収していく業者もいます。また、無料回収のはずが、何かと理由をつけて有料になるトラブルも後を絶ちません。

悪質な業者の中には、回収後の植木鉢をほかの人の私有地に不法廃棄する例もあります。トラブルに巻き込まれないためには、自分が信頼できると判断した業者に依頼してください。

植木鉢と共にたくさんの不用品を一度に処分したい場合は、不用品回収業者を利用するのがおすすめなんですね。
はい。早ければその日のうちに見積もりを出してくれます。

5.植木鉢の捨て方や処分に関するよくある質問

植木鉢の捨て方や処分に関するよくある質問

最後に、植木鉢の捨て方や処分に関するよくある質問に回答します。それぞれ目をとおし、参考にしてください。

Q.粗大ゴミ扱いの植木鉢でも通常のゴミとして出すことは可能?
A.自分で小さく砕くことができる場合は、可燃ゴミや不燃ゴミなどで出すことができます。作業中は、植木鉢の破片でケガをしやすいので注意してください。なお、大量にある場合は、砕く手間と労力を考えると、回収業者への依頼をおすすめします。

Q.植木鉢の中身をそのままにして出してもいいですか?
A.粗大ゴミとして出す場合は、植木鉢の中身を出すことがルールとなっている自治体もあります。面倒でも、土や植物などを取り除いてから出しましょう。なお、回収業者に処分を依頼する場合は、中身をそのままに出しても特に問題ありません。

Q.回収した植木鉢は業者でどのように処分するのですか?
A.植木鉢は、ほぼ再販することがないため、素材ごとの資源リサイクルに回します。特に、金属製やプラスチック製などのものは、貴重な資源です。土製や木製のものは、状態に応じて焼却処分もしくは、廃材として再利用に回すことになるでしょう。

Q.植木鉢を捨てずに置いておくことの問題点は?
A.古い植木鉢を放置すると、虫が発生したり雑菌・カビが増殖繁殖したりして不潔です。放置した植木鉢周辺の生態系や、植物の育成に影響を与える可能性があるので、きちんと処分しましょう。

Q.植木鉢以外にも不用品がたくさんある場合の注意点は?
A.回収業者に依頼する場合は、大体で構わないので物量と内容を伝えてください。業者では、依頼者からの情報をもとに、適切な容量のトラックを手配します。植木鉢以外の不用品が予想以上に大量にあると、トラックの種類を変更したり追加したりすることが必要です。スムーズに回収作業を進めるためにも、協力しましょう。

植木鉢の処分方法まとめ

植木鉢の処分方法のまとめ

今回は、植木鉢の処分について詳しく解説しました。長期間使用して寿命を迎えたものや、買い替えなどに伴い不要になったものは、きちんと処分しましょう。植木鉢は、自治体にゴミとして出すことも可能です。しかし、大量にある場合など、集荷場所まで持っていくだけでもひと苦労でしょう。

たとえば、不用品回収業者に依頼すれば、日時と場所を指定できるので労力だけでなく、時間も節約できます。植木鉢以外の不用品の回収も同時に依頼すれば、スッキリ片づくのでおすすめです。いい機会と考え、家中の不用品を処分することも考えてみてください。

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