収納にもテクニックがある? 収納の基本と考え方を学ぼう!

気がつくと乱雑に放置される洋服や漫画本……気がつけば部屋の中がぐちゃぐちゃになってしまっている、という方も多いことでしょう。散らかった部屋はホコリがたまりやすくなり、衛生的によくありません。

そこで、今回は収納の基本についてご紹介します。お部屋をしっかりと整理整頓して、広々とした快適な生活を手に入れましょう!

目次

  1. 収納の基本について学ぼう
  2. 場所ごとの収納テクニックについて
  3. 部屋を散らかさないための考え方

1.収納の基本について学ぼう

1-1.必要なものと不要なものに選別する

収納の基本においてまずやらなければいけないことは、必要なものと不要なものの選別です。これを行っておかないと、無駄なものを収納することとなり、スペースが圧迫されてしまって収納効果が半減してしまいます。

必要なものと不要なものの選別基準についてですが、1番分かりやすいのは使っているか使っていないかでしょう。たとえば、衝動買いしてしまったダイエット器具や便利グッズなどは、購入当初は使ってみたもののすぐに飽きて使わなくなってしまうことも珍しくありません。だいたい3か月以上使わないものは捨ててしまってください。

購入額が高かったものは処分にちゅうちょしがちですが、結局使わなければそれはただの障害物でしかありません。きっぱりと処分してしまいましょう。どうしても処分したくない場合は、ネットオークションやリサイクルショップを利用して売却を試みるのも1つの手ですよ。

1-2.収納物を減らそう

必要なものと不要なものの選別が終わったら、次は減らすという課程です。どんなに収納の方法を工夫しても、部屋が広くなるわけではありません。ある一定のキャパシティというのが必ずあり、それ以上にものがある場合はいくらがんばっても収納しきるのは不可能なのです。

ですから、収納することが可能なぐらいにまで不要なものは処分する必要があります。処分する上で大事なのは、なるべくかさばるものを捨てることです。たとえば古い布団や使わなくなった学習机、積み上がった雑誌や古本、古いゲームソフト、コンポなどのオーディオ機器などが挙げられるでしょう。

特に、雑誌や本は非常に場所をとります。もったいないと感じるかもしれませんが、この際きっぱりと捨ててください。特に雑誌の場合、大きい上に厚みがあることも多いので積極的の処分の候補へ入れましょう。

1-3.分類作業をしよう

分類作業というのは、書籍類、服飾類、食器類、掃除器具類……などのようにある程度の大きな分類に分ける作業のことをいいます。この作業を行わず適当に収納すると、後でどこに何をしまっていたのかが分からなくなって困ったことになってしまうので必ず行いましょう。また、考えなしの収納を行うと、収納物を取り出す際にほかの収納物が邪魔になったりもしますよ。

1-4.適切な場所に収納する

分類作業が終わったら最後に収納する作業に入ります。収納作業はしっかり行わないと利便性を下げることになるでしょう。適切な収納場所へ収納してください。

収納する際に利用するボックスには、分類ごとのシールなどを貼るなどして(ガムテープにマジックで書くなど)一目でそこに何が入っているのかが分かるようにしましょう。

2.場所ごとの収納テクニックについて

2-1.デッドスペースを有効利用しよう

デッドスペースというのは直訳すれば『死んだ空間』となります。その名のとおり、通常は有効利用できない空間のことです。たとえば、マンションやアパートなどでよくあるデッドスペースとしては、柱や梁(はり)のせいで生まれるヘコんだ空間が挙げられます。

たとえば、土地の狭い都内のマンションやアパートでは、部屋が3角形をしていることも珍しくありません。家具は基本的に部屋が四角いことを前提に作られているため、部屋の隅における家具はなかなか売っていないと思います。そのため、部屋の隅がデッドスペースとなりがち。しかし、この細い3角部分にポールを渡しハンガーを掛ければクローゼットに早変わりです。

また、最近はオーダーメイドで家具を作ってくれる業者も少なくありません。角度やスペースをしっかりとはかり、合ったものを注文することで友好的に収納場所として活用できるでしょう。

2-2.クローゼットを作ろう

クローゼットがない。あるいは、あるものの足りないという方はクローゼットを作ってしまうのも手です。ハンガーラックとカーテンを組み合わせれば、簡易クローゼットを作ることができるでしょう。

また、最近はクローゼットとして使うことを前提とした家具も多く販売されていますので活用してみてください。ただし、壁の中に埋め込まれているわけではないので場所をとってしまうのがネック。デッドスペースがあれば、なるべくその部分に置くように心がけましょう。

2-3.押し入れでの収納テクニック

押し入れの収納で最もやってしまいがちな間違いは『収納物をじかに置いてしまう』ことです。どういうことかというと、たとえばアイロンを押し入れの中に収納するとしましょう。ただ単に押し入れの中に置いただけでは、アイロンの上部分に大きな空間があいてしまいますよね。となれば、その空間の分は有効に利用できていないということです。

ですから、押し入れにものを収納する際には、ボックスを利用するようにしましょう。押し入れの高さぎりぎりまでのボックスを購入すれば、有効的に空間を利用できますよ。

2-4.キッチンでは収納セオリーを守ろう

キッチンでの収納テクニックとしては、使用頻度に応じて収納距離を変えるというのが有効です。たとえばフライパンや鍋のようにほぼ毎日使う調理器具は、流し台の下などといったなるべく取り出しやすい位置に収納するようにしましょう。逆に、ジューサーや圧力鍋のように普段使わないものは、食器棚の下などといったあまり使用しない場所に収納するようにします。

このセオリーを守っていないと、調理器具を取り出す際にほかの不要な調理器具までいったん出す必要が出てくるでしょう。また、キッチンを行ったり来たりする必要が出てきてしまいます。これは時間のロスだけでなく、収納物が乱れることでうまく収納ができなくなる原因となるでしょう。

また、もう1つのセオリーとして、重いものはなるべく下に、軽いものは上に収納するルールも守りましょう。こうすることで落下の危険性を防げるだけでなく、出し入れの労力を減らすことができますよ。

3.部屋を散らかさないための考え方

せっかく収納して部屋をきれいにしたのに気がつけば部屋が散らかってしまうという方も少なくありません。そのような方に守ってほしい心構えがあります。ぜひ、取り入れてみてください。

3-1.なるべく電子化されたものを購入しよう

手軽にできる方法として、なるべく電子化されたものを購入するという方法があります。たとえば、漫画や小説を電子書籍で購入すれば、実質的にはものが増えません。ゲームをパッケージで購入せず、ダウンロード購入すればその分だけスペースが生まれます。

できるものには限りがありますが、可能であればなるべく電子化したものを選ぶようにしましょう。

3-2.入ってくるものと出て行くものがイコールになるようにしよう

何かを購入したら何かを捨てるというのを実践するようにすれば、理論上ではものが増えることはありません。とはいえ、お金を出して購入したものはなかなか捨てられないのが人情というものです。処分の際には売却やリサイクルするようにすると、抵抗感が少なくなりますよ。

まとめ

いかがでしたか?

今回は収納の基本や考え方についてご紹介しました。

  1. 収納の基本について学ぼう
  2. 場所ごとの収納テクニックについて
  3. 部屋を散らかさないための考え方

収納は間違った方法を採用するとなかなかうまくいきません。今回ご紹介した知識を有効的に活用し、正しい収納を成功してくださいね!

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